高機能住宅ローンシミュレーション

このページは旧シミュレータの説明ページです.

特に旧シミュレータを使いたい理由がなければ,より実際の銀行に近い計算ができる新シミュレータをご利用ください.

住宅ローンの契約の際,いくつかの金利方式を選ぶことができます.

方式によって,総返済額や,金利上昇時のリスクが変わってきますが,それらを上手くシミュレーションできるツールが無かったので,作ってみました.

このシミュレータでは,以下のようなシミュレーションが可能です.

高機能住宅ローンシミュレーション

計算内容はなるべく検証を行っていますが,間違っている可能性があります.

シミュレーション結果が誤っていても責任は負えませんので,その点了承の上ご利用ください.

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(このページの説明は旧シミュレータ用です)


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使い方

シミュレーション設定を入力し,シミュレーション実行のボタンを押すと,シミュレーション結果に結果が表示されます.

  1. ローン設定の項目で「ローン設定追加」をクリックし,ローンの金額・年数を入力します.
  2. 金利設定・返済が組み直し設定・自動繰上返済設定・繰上返済設定を必要に応じて入力します.
  3. 入力した設定情報を確認し、シミュレーション実行の項目にあるボタンをクリック.

シミュレーション設定

ローン設定

ローンの設定を行います.最低1個は必要です.

複数のローンを同時シミュレーションし,合計で毎月いくらかかるか計算することが可能です. ミックスプランなど,複数の金利を同時に使う場合や,ペアローンを利用する場合に,複数のローンを追加してシミュレーションすると,毎月の合計額がわかります.


ローン開始年月設定では,ローンの開始年月を設定します.

家族設定を行い,年齢表示を行う場合は,年月を入力しておく必要があります.

「ローン開始年月を設定する」にチェックを入れると,シミュレーション結果に,○年○月後に加えて,その時点での年月が表示されます.

金利設定

住宅ローン計算に利用する金利を,ローン毎に設定します.


基準金利には,ローン開始時の金利を設定します.

利上げシミュには,金利上昇があった場合の支払額の変動シミュレーションを行う際の,金利上昇幅を設定します.

それぞれの月で,利上げシミュに記入した分の金利上昇があった場合に,月々の支払額がどのくらい変わるかを利上時返済額としてシミュレーション結果に表示します.


利上げシミュは,各月の時点で金利上昇があった場合に,その月の支払いがどのくらい上昇するかをシミュレーションするものです.(元本が減少するにつれて,リスクがどのように減少するかを確認できます.)

実際に金利が変動した場合は,それ以降の支払いが大きく変わってきますので,実際に上がった場合のその後の支払額をシミュレーションする場合は,「金利設定追加」をクリックして,変化させたい年月と変動幅を入力してください.金利を変化させることができます.


住宅ローンの金融プラン別に考えると,変動金利の場合は,通常6ヶ月単位の変動となります.

シミュレーション設定では,設定した月に即座に反映されますので,実際の住宅ローンのシミュレーションを行う場合は,6ヶ月単位で変動させて下さい.

実際の銀行では,金利が確定する月と,その金利が適用される月に1〜2ヶ月のズレがあることがありますが,そのようなシミュレーションには対応していません.


固定期間選択型の場合は,固定期間後に変動させてください.

家族設定

家族の生年月を設定しておくと,償還表にその時点での年齢を表示します.

この機能を利用するためには,ローン設定で,ローン開始年月を記入しておく必要があります.(ローン開始年月を設定する,にチェックはしなくてもかまいません)

表記には個人情報を設定しないようにお願いします.

子供の場合は,小学・中学・高校・大学の表示を行います.(大学は4年と仮定)

なお,4月1日生まれの場合,3月生まれの方と同様の学年となりますので,設定を3月生まれとしてご利用ください.

返済額見直し設定

返済額の見直しをどのように行うかを設定します.何も設定しなければ,毎月見直しを行います.

「返済が組み直し設定追加」をクリックすると,返済額の見直しタイミングを設定できます.年月と,間隔,回数とともに,変動上限を設定してください.


例えば,変動上限を125%とすると,金利見直し時に,以前の支払額の125%を上限としてシミュレーションします.

住宅ローンの金融プラン別に考えると,変動金利の場合,通常5年ごとの返済額見直しとなり,その際は125%を上限とすることになります.

これをシミュレーションする場合は,0年0月後から,60ヶ月(5年間)間隔,125%上限,999回見直す,に設定を変更してください.


固定期間選択型の場合は,固定期間終了後は変動になりますので,同様に設定を行ってください.

自動繰上返済設定

住宅ローンに支払う総額を決め,月々のローン支払いで余った金額を,毎月繰り上げ返済していく方法をシミュレーションします.

インターネットからの申し込みで,繰り上げ返済無料の住宅ローンがありますので,こういったサービスを利用している場合,毎月繰り上げ返済を繰り返すことで,元本を早く減らし,総支払い利息を減らすとともに,金利変動リスクを低減させることができます.


「自動繰上返済追加」をクリックすると,自動返済額を設定できます.

年月と,間隔,回数とともに,いくらを住宅ローン支払いにあてるか,繰上返済方法をどうするかを設定できます.


複数指定すると合算されるため,例えば毎月20万,ボーナス時30万を設定する場合,

  • 0年0月後から 1月間隔で 999回 20万円から月額を引いた額を 軽減
  • 0年0月後から 6月間隔で 999回 30万円から月額を引いた額を 軽減

というように設定することができます.

上記の場合,ボーナス月には,20+30=50万円から,その月の住宅ローン支払額を引いた額を,繰り上げ返済します.

ローン別の設定はできず,ローン1から順に自動繰上返済します.

期間短縮の繰上返済は1ヶ月単位で行い,余った金額は,次回の繰上返済時に,繰上返済額に加算しています.実際の銀行では,日割り計算の可能性があり,その場合は銀行より総支払い利息が大きくなることがあります.

繰上返済設定

繰り上げ返済をシミュレーションします.一定間隔で繰り返し返済することをシミュレーションできます.


繰上返済したいローンの「繰上返済追加」をクリックすると,繰上返済額を設定できます.年月と,間隔,回数とともに,繰上返済額,繰上返済方法を設定できます.


期間短縮の繰上返済は1ヶ月単位で行い,余った金額は,次回の繰上返済時に,繰上返済額に加算しています.実際の銀行では,日割り計算の可能性があり,その場合は銀行より総支払い利息が大きくなることがあります.

シミュレーション条件保存

シミュレーション条件にメモをつけて,短いURLで参照できるようにすることができます.(メモは未記入でもかまいません)

「保存」ボタンを押すと,URLが表示されます.そのURLをブックマークしたり,他の人に伝えれば,再度同じ条件でのシミュレーションが可能です.


保存した結果は,URLがわかれば誰でも参照できますので,メモ欄に重要な情報を記入しないでください.

また,シミュレーションの計算処理が今後変更され,同じ条件でも結果が変わる可能性があります.

あらかじめ了承の上,この機能を利用してください.

シミュレーション実行

入力したシミュレーション設定に基づいて,シミュレーションを実行します.

結果は、次のシミュレーション結果に表示されます。

シミュレーション結果

概要

ローン別の元金・利息や,最大の月額支払額,支払期間とともに,金利・支払額・元金残高のグラフが表示されます.

支払額・元金残高のグラフでは,「←」とついているものが左側の目盛り,「→」とついているものが右側の目盛りを基準としています.

年間支払額

年間での支払額の一覧と,グラフが表示されます.

グラフでは,「←」とついているものが左側の目盛り,「→」とついているものが右側の目盛りを基準としています.

負担率の計算などに利用してください.

償還表

毎月の支払いの詳細を表示します.

「利上時返済額」は「利上げシミュ」で設定しただけ金利が上昇した場合に,その時点で支払額がどうなるかを表示するものです.

繰上返済・自動繰上返済・未払い利息の処理が行われた場合は,その内容も表示されます.