金利の変動予測方法

住宅ローンの変動金利は,短期プライムレートという金利に連動しています.

短期プライムレートというのは,銀行が優良企業にお金を貸すときの金利です.短期プライムレートは,日本の政策金利(無担保コール翌日物)の影響を受けるようです.

住宅ローンの変動金利は,銀行によっては独自に設定している場合もありますが,短期プライムレートに +1% を住宅ローンの変動金利とすることが多いようです.

短期プライムレート自体は銀行がそれぞれ決めるものなので,都銀などではどこも同等になると思いますが, 小さな銀行ではここの数値より高いレートのこともあるかもしれません.

また,固定金利(全期間や,期間選択型の固定金利)に関しては,長期プライムレート,長期金利,債券などの金利に影響されます.

こちらに関してはあまり決まっているものがなく,銀行の設定次第のことが多いようです.


短期プライムレート・長期プライムレートのグラフが,金利等推移グラフのページにありますので,あわせて参考にしてください.


それぞれの過去の数値は,以下のリンク先で確認できます.

また,金利を予測するのに役立つと思われるリンクをまとめました.金利予測の結論としては,誰も先のことはわからない,ですが,どの程度まで金利リスクを考えるべきかの判断の材料になると思います.