このシミュレータでは,以下のようなシミュレーションが可能です.
シミュレーション設定を入力し,シミュレーション実行のボタンを押すと,シミュレーション結果に結果が表示されます.
ローンの設定を行います.最低1個は必要です.
複数のローンを同時シミュレーションし,合計で毎月いくらかかるか計算することが可能です. ミックスプランなど,複数の金利を同時に使う場合や,ペアローンを利用する場合に,複数のローンを追加してシミュレーションすると,毎月の合計額がわかります.
ボーナス払いを行う場合,ボーナス払いと月払いに分割して2つのローンを設定する必要があります.
総額3000万,うちボーナス払い500万の場合は,ローン1に2500万,ローン2に500万とし,ローン2のボーナス払いにチェックを入れてください.
また,初回のボーナス払いが,何ヶ月後になるのか設定してください.
上記の条件で設定を行うと,以下のようになります.
ローン番号 | 金額 | 年数 | 返済方法 | ボーナス払い | − |
---|---|---|---|---|---|
1 | 万円 | 年 月 | 月後から | ||
2 | 万円 | 年 月 | 月後から |
ローン開始年月設定では,ローンの開始年月を設定します.
家族設定を行い,年齢表示を行う場合は,年月を入力しておく必要があります.
「ローン開始年月を設定する」にチェックを入れると,シミュレーション結果に,○年○月後に加えて,その時点での年月が表示されます.
住宅ローン控除・住宅ローン減税の最大の控除額を計算します.
居住年を設定すると,自動的に計算します.計算された控除額を上限として,所得税が減税されます. 年度によっては,所得税に加えて住民税からも一部控除を受けられます. このシミュレータでは,所得税・住民税を考慮した控除額までは計算できませんので, 所得税・住民税の金額を源泉徴収票等で確認の上で実際の控除額をご判断ください.
住宅ローン計算に利用する金利を,ローン毎に設定します.
基準金利には,ローン開始時の金利を設定します.
利上げシミュには,金利上昇があった場合の支払額の変動シミュレーションを行う際の,金利上昇幅を設定します.
それぞれの月で,利上げシミュに記入した分の金利上昇があった場合に,月々の支払額がどのくらい変わるかを利上時返済額としてシミュレーション結果に表示します.
利上げシミュは,各月の時点で金利上昇があった場合に,その月の支払いがどのくらい上昇するかをシミュレーションするものです.(元本が減少するにつれて,リスクがどのように減少するかを確認できます.)
実際に金利が変動した場合は,それ以降の支払いが大きく変わってきますので,実際に上がった場合のその後の支払額をシミュレーションする場合は,「金利設定追加」をクリックして,変化させたい年月と変動幅を入力してください.金利を変化させることができます.
住宅ローンの金融プラン別に考えると,変動金利の場合は,通常6ヶ月単位の変動となります.
シミュレーション設定では,設定した月に即座に反映されますので,実際の住宅ローンのシミュレーションを行う場合は,6ヶ月単位で変動させて下さい.
実際の銀行では,金利が確定する月と,その金利が適用される月に1〜2ヶ月のズレがあることがありますが,そのようなシミュレーションには対応していません.
固定期間選択型の場合は,固定期間後に変動させてください.
民間住宅ローン(通常の銀行)の変動金利の場合,金利の変更は6ヶ月毎になります. 6ヶ月単位で金利を変動させてください. ただし,通常は金利の見直しは4月と10月になりますので,ローン開始から6ヶ月ごととは限りません. 正確にシミュレーションする場合はその点も考慮に入れてください.
財形住宅融資の5年毎固定型金利の場合は,金利の変更は60ヶ月毎(5年毎)になります. 5年毎に金利を変動させてください.
変動金利などでは,返済額を一定期間固定したり,一定以上の返済額上昇が無いように変更幅に上限が決められている場合があります.
返済額見直し設定で,見直しの間隔と,その際の上限を設定することができます. 設定をしなければ,毎月見直されます.
返済額見直し設定を行うと,返済額の上限を超えて利息の支払いが生じた場合に,未払い利息が発生します. 未払い利息の処理方法は銀行によって大きく異なる可能性がありますので,ご注意ください. 本シミュレータでは,毎月の返済額から未払い利息への返済を最優先に行うようにしております.
民間住宅ローン(通常の銀行ローン)の変動金利の場合は,0年0月後から,60ヶ月(5年間)間隔,125%上限に変更してください.
財形住宅融資の5年毎固定型金利の場合は,0年0月後から,60ヶ月(5年間)間隔,150%上限に変更してください.
家族の生年月を設定しておくと,償還表にその時点での年齢を表示します.
この機能を利用するためには,ローン設定で,ローン開始年月を記入しておく必要があります.(ローン開始年月を設定する,にチェックはしなくてもかまいません)
表記には個人情報を設定しないようにお願いします.
子供の場合は,小学・中学・高校・大学の表示を行います.(大学は4年と仮定)
なお,4月1日生まれの場合,3月生まれの方と同様の学年となりますので,設定を3月生まれとしてご利用ください.
返済額の見直しをどのように行うかを設定します.何も設定しなければ,毎月見直しを行います.
「返済が組み直し設定追加」をクリックすると,返済額の見直しタイミングを設定できます.年月と,間隔,回数とともに,変動上限を設定してください.
例えば,変動上限を125%とすると,金利見直し時に,以前の支払額の125%を上限としてシミュレーションします.
住宅ローンの金融プラン別に考えると,変動金利の場合,通常5年ごとの返済額見直しとなり,その際は125%を上限とすることになります.
これをシミュレーションする場合は,0年0月後から,60ヶ月(5年間)間隔,125%上限,999回見直す,に設定を変更してください.
固定期間選択型の場合は,固定期間終了後は変動になりますので,同様に設定を行ってください.
住宅ローンに支払う総額を決め,月々のローン支払いで余った金額を,毎月繰り上げ返済していく方法をシミュレーションします.
インターネットからの申し込みで,繰り上げ返済無料の住宅ローンがありますので,こういったサービスを利用している場合,毎月繰り上げ返済を繰り返すことで,元本を早く減らし,総支払い利息を減らすとともに,金利変動リスクを低減させることができます.
「自動繰上返済追加」をクリックすると,自動返済額を設定できます.
年月と,間隔,回数とともに,いくらを住宅ローン支払いにあてるか,繰上返済方法をどうするかを設定できます.
複数指定すると合算されるため,例えば毎月20万,ボーナス時30万を設定する場合,
というように設定することができます.
上記の場合,ボーナス月には,20+30=50万円から,その月の住宅ローン支払額を引いた額を,繰り上げ返済します.
ローン別の設定はできず,ローン1から順に自動繰上返済します.
期間短縮の繰上返済は1ヶ月単位で行い,余った金額は,次回の繰上返済時に,繰上返済額に加算しています.実際の銀行では,日割り計算の可能性があり,その場合は銀行より総支払い利息が大きくなることがあります.
繰り上げ返済をシミュレーションします.一定間隔で繰り返し返済することをシミュレーションできます.
繰上返済したいローンの「繰上返済追加」をクリックすると,繰上返済額を設定できます.年月と,間隔,回数とともに,繰上返済額,繰上返済方法を設定できます.
期間短縮の繰上返済は1ヶ月単位で行い,余った金額は,次回の繰上返済時に,繰上返済額に加算しています.実際の銀行では,日割り計算の可能性があり,その場合は銀行より総支払い利息が大きくなることがあります.
繰上返済方法は以下の4方法から選べます.
期間短縮の返済は,端数の計算方法が色々ありますので,ご利用の銀行に応じて選択してください.
概算でシミュレーションしたい場合は,期間短縮(繰越)がわかりやすいと思います.
シミュレーション条件にメモをつけて,短いURLで参照できるようにすることができます.(メモは未記入でもかまいません)
「保存」ボタンを押すと,URLが表示されます.そのURLをブックマークしたり,他の人に伝えれば,再度同じ条件でのシミュレーションが可能です.
保存した結果は,URLがわかれば誰でも参照できますので,メモ欄に重要な情報を記入しないでください.
また,シミュレーションの計算処理が今後変更され,同じ条件でも結果が変わる可能性があります.
あらかじめ了承の上,この機能を利用してください.
入力したシミュレーション設定に基づいて,シミュレーションを実行します.
結果は、次のシミュレーション結果に表示されます。
ローン別の元金・利息や,最大の月額支払額,支払期間とともに,金利・支払額・元金残高のグラフが表示されます.
支払額・元金残高のグラフでは,「←」とついているものが左側の目盛り,「→」とついているものが右側の目盛りを基準としています.
年間での支払額の一覧と,グラフが表示されます.
グラフでは,「←」とついているものが左側の目盛り,「→」とついているものが右側の目盛りを基準としています.
負担率の計算などに利用してください.
毎月の支払いの詳細を表示します.
「利上時返済額」は「利上げシミュ」で設定しただけ金利が上昇した場合に,その時点で支払額がどうなるかを表示するものです.
繰上返済・自動繰上返済・未払い利息の処理が行われた場合は,その内容も表示されます.
本シミュレータでは,以下のような方法でシミュレーションを行っています.
実際の銀行では,細かい部分の計算方法の違いなどにより,結果が異なることがあります.